七五三のお祝いはいろいろと準備しなければなりません。
その費用を考えてみましょう。
まず着物です。
男の子でも女の子でも着物は写真写りがいいものを選びたいものですが、写真館で貸してくれる着物で十分でしょう。
新しく購入すると言う考えもありますが、七五三の後で着ることはほとんどありません。
男の子の着物なら、誰かのお下がりになるだけです。
レンタルの着物の費用は大人の場合と極端な差はありません。
1万円台から3万円程度と考えておけばいいでしょう。
もちろん、草履を含めて一式そろっています。
七五三は神社にお参りに行きますが、おはらいをしてもらわないなら、お賽銭程度で済むことになります。
境内でみんなの記念撮影をすればいいでしょう。
この辺りのことは若い両親が考えるよりもおじいさん、おばあさんに相談した方がいいかもしれません。
ただ、おじいさん、おばあさんの中にはこだわりを持っている人もいるかもしれませんから、注意してください。
そして、写真を撮った後はゆっくりと食事を楽しみましょう。
写真館では緊張していた子どももレストランの食事は大喜びするはずです。
特別豪華な食事を用意する必要はありません。
いつものファミリーレストランで十分でしょう。
七五三が特別なイベントであることは間違いないのですが、自分たちができる範囲で子どもを祝えばいいのです。
七五三と言っても神様に特別なお願いをするわけではありません。
無事に三歳に成長したことを感謝するだけです。
日本の風習は特定の宗教に関係していることは少なく、そのいわれを深く考えることもありません。