日本では子どもの成長を祝って、お宮参りと七五三が行われます。
ただ、そのいわれやしきたりなどは若い夫婦にはわからないことばかりでしょう。
つまり、ほとんど考えていないと言うことです。
それがいいことなのか悪いことなのかはわかりません。
ただ、今の日本がそのような状況にあることだけは確かです。
ここで考えなければならないのはインターネットで検索するとお宮参りや七五三の情報がたくさん出てくることです。
両親よりも、着物のレンタルショップや神社の方が詳しい状況があります。
自分にはよくわからないけれど、周りから言われたので七五三のお祝いをしていると言う状況になるのです。
おじいさん、おばあさんはわかっているかもしれませんが、子どものお祝いをするのは両親です。
男の子なら羽織袴の着物、女の子なら振袖と決まっていた日本の風習ですが、今は親の考えだけで決められてしまうのです。
本当に日本は不思議な国です。
よその国のいいところを取り入れて、自分の国を変えていくのです。
節操がないと言ってしまえば、それまででしょうが、それは日本の良さとみるべきでしょう。
お宮参りは子どもが日晴れの時ですし、七五三は男の子が五歳と七歳になる時です。
それ以外は祝う必要はありませんが、兄弟が祝ってもらうと自分たちも祝いたくなるのです。
家族で記念撮影をする時にはみんなでよそ行きの顔をしましょう。
それがいずれはいい思い出になるのです。
それが七五三の本当の意味なのかもしれません。