子どものお祝い事はいろいろとありますが、七五三は成長をお祝いする行事です。
最近はレンタル着物を着て、写真撮影をすることが七五三のメインとなっています。
そのついでに神社にお参りする程度でしょう。
日頃から神社に行く機会はありませんから、その程度で十分なのです。
七五三ですから、子どもが三歳、五歳、七歳の時にやるのですが、男の子と女の子で違っていますし、年齢も数え歳なのか満年齢なのかで悩んでしまうお母さんもいます。
神社に聞けば正解はわかるかもしれませんが、そのことにこだわる必要はないでしょう。
つまり、昔から七五三をお祝いしていた理由は子どもが病気で長く生きられないことが多かったからです。
それぞれの節目まで元気でいてくれることを本当に喜んでいた時代の名残です。
現代では、特別な病気や不幸な事故などがなければ学校に行く前に亡くなることはありません。
ただ、親としては子どもの成長を心の底から祝ってやりたいのです。
それが現代の七五三でしょう。
お祝いを目に見える形にするためにレンタルで着物を借りて、記念撮影をするのです。
着物を着せると男の子は凛々しくなり、女の子はかわいい姿になります。
着物を着た自分の子どもを中心として、家族全員で記念撮影をしましょう。
その写真はいつまでもいい思い出として残るのです。
家族が増えれば、また同じように七五三のお祝いをしてください。
2人の年齢が近ければ一緒にお祝いをしてもかまいません。