ハロウィン すごいところへ、来てしまった

ハロウィン

ハロウィン 悠久の風ふたたび・・・

『海辺の生と死』

2017年製作

日本映画

横浜シネマ・ジャック&ベティで鑑賞

 

 

 

 

 

 

 

トエの父は津嘉山正種さん

津嘉山さんの声はホントに

渋くて素敵

 

 

 

予告編

 

 

冒頭映像

 

 

メイキング映像

子どもたちが

スタッフやひかりさんになついていて

可愛らしいです。

 

←クリックで公式サイト

 

監督・脚本  越川道夫 
出演  満島ひかり、 永山絢斗、 井之脇海

川瀬陽太、津嘉山正種

 

極限まで追い詰められた夫婦の姿を描き、

小栗康平監督により映画化もされた島尾敏雄の私小説「死の棘」に、

敏雄の妻である島尾ミホの小説「海辺の生と死」や

敏雄による短編小説「島の果て」などの内容を織り交ぜ、

敏雄とミホをモデルとした男女が出会い、

2人が結ばれるまでの時間を満島ひかり主演で描く。

第2次世界大戦末期の奄美群島・加計呂麻島(かけろまじま)。

朔(さく)隊長率いる海軍特攻艇の部隊が島に駐屯することとなった。

国民学校教師であるトエは、島の子どもたちからも慕われ、

隊員たちとの酒盛りよりも島唄を習いたがる

朔という男の姿を好意をもって見つめていた。

ある日、トエは朔から「今夜9時頃浜辺に来て下さい」

と記された一通の手紙を受け取る。

その手紙にトエは胸の高鳴りを感じていた。

島尾ミホをモデルとした主人公トエ役を満島が演じる。

監督は「かぞくのくに」などでプロデューサーを務め、

「アレノ」で監督デビューを果たした越川道夫。

(映画.COM参照)

 

映画制作・配給会社スローラーナー代表の越川道夫監督。

プロデューサーとして

熊切和嘉監督『海炭市叙景』『夏の終り』や

鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』、

ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』等、

多くの印象的な個性派インディー映画を手がけてきました。

たむらまさき監督『ドライブイン蒲生』などでは

監督補も兼任でしたが『アレノ』で監督デビューしました。

↑私の記事

満島ちゃんは『夏の終わり』でも主演。

↑私の記事

 

昨日のレディースデイに

横浜ジャック&ベティで観ました。

満席で丸パイプ椅子の補助席での鑑賞になり

155分の長尺はキツかった。(・Θ・;)

 

作家島尾敏雄と妻ミホの出会い。

舞台は第二次世界大戦末期の

奄美大島の南にある奄美群島加計呂麻島。

原作になっている島尾敏雄とミホの著書は以下のとおり。

 

島尾ミホ著「海辺の生と死」

 

 
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島尾敏雄著「島の果て」

 

 
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島尾敏雄著「はまべのうた ロング・ロング・アゴー」

 

 
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島尾敏雄著「島尾敏雄・ミホ 愛の往復書簡」

 

 
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島尾敏雄著「死の棘」

 

 
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島尾敏雄著/梯久美子編「妻への祈り 島尾敏雄作品集」

 

 
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この映画の参考文献 

「狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ」

著者梯久美子氏が脚本監修で参加しています。

この本読みたいです。

 

 
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満島ひかり熱演です。

繊細な感情表現はもとより

子どもたちとの関わる自然な姿や

日常の中の佇まいも魅力的。

唱歌や島唄を歌ったり、

夜の海辺の岩場を歩き、泳ぎ、体を張っています。

そしてヌードも披露。

越川道夫監督前作『アレノ』で山田真歩が見せた

ような大胆濡れ場は残念ながら!?ないですが。

主な出演者はプロの俳優を使っているけど

子どもらなど地元の人たちも出演しています。

全体的にはロベール・ブレッソン風狙ったのかな。

ロケは加計呂麻島だけでなく奄美各地で行い

奄美大島で撮影した部分が一番多くなったそう。

奄美の美しい自然も舞台の第二次世界大戦当時とは

変わっているのでしょうけど、

風景、セットや衣装などで戦中の時代感が伝わってきました。

特に大ベテランの録音技師菊池信之氏が担当の音響が

素晴らしかったです。奄美の自然に包まれているような

美しい音響表現に唸りました。

(菊池信之氏は69年から小川プロダクションに所属。

小川紳介監督『ニッポン国古屋敷村』(82)

『1000年刻みの日時計ー牧野村物語』(86)

佐藤真監督『阿賀に生きる』(92)などの

傑作で録音担当。

青山真治監督、佐藤真監督、黒沢清監督、諏訪敦彦監督、

アッバス・キアロスタミ監督『ライク・サムワン・イン・ラブ』

などの多くの作品や越川道夫監督のプロデュース作品に参加しています。

今年の私の日本映画暫定ベスト3に入っている

沖縄を舞台に映画を撮り続けている高嶺剛監督『変魚路』で音響担当。)

『海辺の生と死』は静かな独特の雰囲気があり

丁寧な作風が伝わってきますが、

155分の長さは(補助席だったツラさを勘案しても)

正直なところ冗漫さが否めなかったです。

素材の総尺は14時間あり、

満島ひかりさんの一番お気に入りバージョンは

はじめに作った3時間半バージョンだそうです。

私はもうこの公開バージョンで充分(すぎ)です。

満島ひかりの演技は今年の賞レースに絡んできそうです。

越川監督は浜松出身で、

シネマイーラとも縁のある方です。

数度お話を伺ったことがあります。

プロデューサーとしての苦労が実って?

映画監督としての仕事も続き

今後の作品も楽しみです。

8月26日には最新作←クリックで公式ツイッター

新宿ケイズシネマで公開です。

『海辺の生と死』の半券割引で1300円!

これはお得。半券捨てずに利用しよう。

 

 

 

 

先週と今週劇場鑑賞した映画の感想

 

新宿シネマカリテ特集上映

カリコレ2017を観たため

鑑賞本数が多くなり24作品になりました。

短評も書いてなくて焦ります

 

『ブレンダンとケルズの秘密』

 

『しあわせな人生の選択』

 

『君はひとりじゃない』

 

『海辺の生と死』

 

『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』

 

『海辺のリア』

 

『ザ・ダンサー』

 

『バッカス・レディ』

 

『十年』

 

『天使の入江』

 

『5時から7時までのクレオ』

 

『ベンヤメンタ学院』

 

『丸』

 

『世界一美しい本を作る男?シュタイデルとの旅?』

 

カリコレ2017

『バーニー・トムソンの殺人日記』

 

『タンナ』

 

『シークレット・オブ・ハロウィン』

 

『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』

 

『デ・パルマ』

 

『乱暴と待機』

 

『吐きだめの悪魔』

 

『キャットファイト』

 

早稲田松竹
セルゲイ・パラジャーノフ監督特集
『アシク・ケリブ』
 
『スラム砦の伝説』
 
7月の劇場鑑賞は48本
年間累計は今日までで246本
 
今日は早稲田松竹で
パラジャーノフ2本立て観てから
ちひろ美術館・東京へ行き
「奈良美智がつくる茂田井武展夢の旅人」
「高畑勲がつくるちひろ展. ようこそ!ちひろの絵のなかへ」
見てきました。
 
明日から公開の新作紹介記事も書かないと(;^_^A
 

アンドロイドはハロウィンの夢を見るか

今日はお母さんと岩盤浴とアカスリに行ってきました

ほんとは酵素風呂に行こうとしてたんだけど中止に
酵素風呂はおがくず?の中に埋もれて身体をあたためるんですよ
酵素風呂も今度いきたいな ?
岩盤浴で汗をたくさんかきすぎて身体の水分全部入れ替わったんちゃうかなって思うぐらいデトックスしてきました??
スッキリしたからぐっすり眠れそう ?
今はスーサイドスクワッドみてるよ
去年のハロウィンで何でみんながハーレクインのコスプレしてたかわかった、、、
かわいい、、、かわいいビッチ、、、笑
見終わったら寝ようっと
おやすみなさい
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